ペットと入れるお墓

ペットと共に眠れるお墓

~愛するペットと一緒のお墓で永遠に~
日本は「少子・多ペット社会」とも揶揄される様に、近年では犬猫の飼育頭数が、15歳未満の子供の人口を、大きく上回っていると言われております。
実際に、「一般社団法人ペットフード協会・平成25年全国犬・猫飼育実態調査」によると、平成25年度の国内における、犬猫の飼育世帯率は犬が15.8%、猫が10.1%で、そこから推計される全国の推計飼育頭数は、犬1087万2000頭、猫974万3000頭だそうです。
飼育数の増加と併せて、ペットを尊重し、「家族」と同様に思い付き合う方々も、年々増えてきているように思います。
「家族同様」ということは、いずれ必ず訪れる、別れの時「死」に際して、私達人間と同様に、火葬し、骨壺に遺骨を納め、お墓に埋葬するといことも、もはや当たり前となってきております。
従来ですと、ペット専門の「ペット霊園」に、お墓を造り埋葬したり、自宅のお庭や、近所の林野等に埋葬することが多かったのではないかと思います。
しかし最近は、お客様から「死後ペットと離れ離れとなってしまうペット霊園に、家族である愛するペットだけを、別に埋葬するのではなく、家族の一員なのだから、死んだ後も永遠に、一緒のお墓で眠りたい」等のお声を多く頂戴しました。
近年は、時代の変化や、ライフスタイルの変化等に合わせて、ペットのお骨の埋葬を、受け入れる霊園や墓地が、少しづつ増加傾向にはある様ですが、希望する条件に近い、霊園や墓地を、実際に探すとなると、まだまだ数が少ないのが、実状のようです。
「人の心は十人十色」とも申しますように、人の価値観や宗教観は、人それぞれ違いますし、ペットを飼っていない方も、少なくはないでしょう。
その様なことから、ペットのお骨を埋葬する事や、ペットのお骨との同葬(一緒に埋葬すること)を、容認するという事へ対して、使用者様、宗教家、世間様より、賛否両論の声が有るのは、十分承知してはおりますが、当苑では、「一人でも多くの方に、心の拠り所、供養の場を提供し、一人でも多くの方のお役に立ち、地域社会に貢献する」という、開苑以来、一貫して持ち続けている思いや、「時代の変化に対応し、どの時代でも、人のお役に立ち続ける存在で在り続ける」「供養は心が大切」との思い等から、賛否の声が有るのは、承知の上で、近年急速に需要が高まっている、「樹木葬」墓地は勿論、従来型の一般墓も含め、苑内全ての区画において、ペットのお骨の埋葬を、受け入れております。