【墓石工事事例】(生前墓)国産銘石・茨城県産【真壁石】(真壁小目)を使用した、施主様こだわりの生前墓(寿陵、逆修墓)です。
日本三大石材産地(「香川県高松市庵治町」「愛知県岡崎市」「茨城県桜川市真壁町」)として知られる、茨城県桜川市真壁町。
茨城県西部の常陸三山(筑波山、加波山、足尾山)より産出される、堅牢で美しい、日本を代表する御影石(花崗岩)です。

この日本を代表する銘石は、約6,000万年程前に生成されたとされ、約500年程前から、墓石等にも使用されはじめ、明治以降には、本格的な採掘が開始され、産出地が首都圏から近いということもあり、多くの日本近代建築にも使用されてきました。
一例ですが、迎賓館赤坂離宮、日本銀行新館、三越本店・ライオン像台座、皇居前広場・楠木正成公像台座/縁石、多摩御陵・浅川の橋等々、日本を代表する建築物等にも、多数使用されております。

又、福沢諭吉、川端康成、野口雨情、力道山、山本五十六等の著名人のお墓の部材としても、使用されております。
真壁石は、「中目」と「小目」に分けられますが、今回使用したのは、より石目が細かく、粘度が高い「小目」(真壁小目)です。
施主様のこだわりが、随所に詰まっており、墓石本体や付属品に至るまで、極力装飾を廃し、R加工や面取り加工も行わず、シンプルな直方体型の部材で仕上げました。(水鉢の特徴的な形状も、施主様のこだわりの一つです)

今回、施主様が一番こだわったのは、墓石正面の前字(墓碑銘)で、書家であるお兄様が書かれた毛筆の文字を、落款に至るまで、忠実に再現させて頂き、施主様、お兄様共に、大変喜んで頂き、こちらも大変嬉しく思います。

この度は、こだわりの建墓のお手伝いをさせて頂き、誠にありがとうございました。
国産石材及び輸入石材を使用した、世界で一つの、こだわりのオリジナルデザイン墓石のご提案も可能です。
ご相談、現地調査、図面作成、お見積りは無料ですので、お気軽に御用命下さい。

・施工場所/日光・杉並木墓苑
・墓地寸法/間口1.8×奥行2.2m=3.96㎡
・施工種類/新規建墓(生前墓、寿陵、逆修墓)
・使用石種/茨城県桜川市真壁町産【真壁小目】(真壁石、常陸小御影)