日光・杉並木墓苑での、墓石建立事例です。
お客様が、洋型(洋風)のオリジナル墓石を希望されていた為、お客様の御要望を取り入れた上で、新たに設計させて頂きました。
寝型の洋型(洋風)墓石本体(竿石、棹石、仏石、軸石、トボ石)、花立、香炉は、随所にR(曲面)を持たせたデザインを取り入れ、加飾(額出加工、香箱加工、R加工、面取加工等)も施した為、墓石の色味とも相まって、モダン&スタイリッシュな洋型(洋風)墓石に仕上がりました。
使用石種は、インド産御影石【RYO】(M7)。
輸入石材の中でも、比較的高品質(高耐久、高耐候、高硬度、高光沢、低吸水 等)な石種が多い、インド産御影石を使用して、墓石を建立されるお客様も増えてきております。
【RYO】(M7)は、黒、深緑、緑がかった白等が混じる、中間色の石種で、同じインド産の深緑、黒緑系中間色の「M1H」や「Y-1」等と比較すると、よりリーズナブルな価格で、色味はやや薄目であり、石目は「M1H」と比較すると、やや粗目な石種です。
硬度が高く(硬質)、吸水率はかなり低い(水を吸いづらい)為、耐久性、耐候性も比較的高く、生産も長く安定していた為、国内でも人気が高い石種でしたが、近年においては、丁場(採石場、鉱山)がやや不安定となり、ムラが多く、色味がより薄い原石も有る為、やや注意が必要かと思われます。
墓石本体への文字彫刻は、文字部分全体を深く彫り込む、従来ながらの「彫り込み」ではなく、文字の輪郭部分を縁取るように筋彫りし、その内側部分を、表面がざらつく程度に浅く彫る「梨彫り」(浅彫り)の技法にて彫り上げました。
「梨彫り」は、「彫り込み」に比べて、使用石種によっては、より彫刻物がはっきりと見え、汚れ(埃、コケ、カビ、水垢、ゴミ等)が付着しづらく、綺麗な見栄えをより長く保つことができ、お手入れもより楽になる為、近年多く使われている技法です。
墓石材の接着は、耐震(免震)ゴム等に加えて、石材専用の「2液反応硬化型エポキシ樹脂系セラミック耐震ボンド」や「弾性変成シリコン樹脂系耐震ボンド」等の、強力な耐震接着剤を使用し、耐震性、耐久性を高めております。
世界に一つだけの、オリジナル墓石をはじめ、「お墓づくり」は勿論、「お墓じまい」「お墓のお引越し」「お墓のリフォーム」「追加御戒名彫り」等や、その他お墓や終活に関する事は、御相談、現地調査、図面作成、お見積りは「無料」で承っておりますので、お気軽にご用命下さい、
・施工場所/日光・杉並木墓苑 一般墓域「Sタイプ墓地」
・墓地寸法/間口1.125×奥行1.00m=1.125㎡
・施工種類/新規建墓
・使用石種/インド産【RYO】(M7)