墓石工事事例 稲田石【日光・杉並木墓苑】の一般墓域「Sタイプ墓地」(約1㎡)に建立された、茨城県笠間産の国産銘石【稲田石】(稲田白御影石)を使用し、墓石本体(竿石、棹石、仏石、軸石、トボ石)に複雑なカットを施した、オリジナルデザインの洋風(洋型)墓石です。

【稲田石】(稲田白御影石)は、約6,000万年前に形成されたと言われており、外国産御影石の多くが、数億年以上前に形成された事と比較すると、より時間の経過に伴う劣化が少なく、より組織の締まった、緻密で硬質な石質を持つ石材であると言えるでしょう。

茨城県笠間市稲田地区の、東西約20キロ、南北約10キロの、通称「石切山脈」と呼ばれる、広大な地域に分布しており、石材として利用が開始されたのは、江戸時代頃からで、本格的に採掘が開始されたのは、明治時代半ば頃からと言われております。

花崗岩(御影石)を構成する、主な鉱物は、石英、長石、黒雲母ですが、その中でも白い色調を持つ「長石」の構成割合が高い(約60%)為、「白い貴婦人」とも称されるように、白く澄んだ石肌が特徴の、日本を代表する銘石です。石質は、硬度が高く、吸水率が低く、圧縮強度が高い為、耐久性、耐候性にも優れた、良質な石材です。

稲田石は、同じ茨城県産の銘石「真壁小目」「真壁中目」「羽黒青糠目」と比較しても、その中で硬度が最も高く、吸水率が最も低いことからも、稲田石の耐久性の高さが、お分かり頂けるかと思います。

又、稲田石は、国会議事堂、最高裁判所、東京駅、日本橋、成田山新勝寺 等、日本を代表する建造物や、歴史的建造物にも数多く使用されており、正に日本を代表する「銘石」と言えるでしょう。墓碑銘(墓石に刻む言葉等)は、信仰されている宗教(エホバの証人)に関連する文言と、「悠久」という言葉を彫刻しました。

墓石材の接着は、耐震(免震)ゴム等に加えて、石材専用の「2液反応硬化型エポキシ樹脂系セラミック耐震ボンド」や「弾性変成シリコン樹脂系耐震ボンド」等の、強力な耐震接着剤を使用し、耐震性、耐久性を高めております。

世界に一つだけの、オリジナル墓石をはじめ、「お墓づくり」は勿論、「お墓じまい」「お墓のお引越し」「お墓のリフォーム」「追加御戒名彫り」等や、その他お墓や終活に関する事は、御相談、現地調査、図面作成、お見積りは「無料」で承っておりますので、お気軽にご用命下さい、

・施工場所/日光・杉並木墓苑 一般墓域「Sタイプ墓地」

・墓地寸法/間口1.125×奥行1.0m=1.125㎡

・施工種類/新規建墓

・使用石種/茨城県笠間産【稲田石】(稲田白御影石)