日光・杉並木墓苑での、生前墓(寿陵、逆修墓)の墓石建立事例日光・杉並木墓苑での、生前墓(寿陵、逆修墓)の墓石建立事例です。

近年では、『終活』の一環として、「寿陵」(じゅりょう)や「逆修墓」等と呼ばれる「生前墓」を、より若い世代の方々が、積極的に建立されるケースが、年々増えてきております。
自分達が若くて元気な内に、自分達の気に入った場所に、自分達で選んだお墓を建てることにより、「安心感」や「安堵感」等も得られるようです。「寿陵」や「逆修墓」等と呼ばれる、「生前墓」を建立することは、古くは秦の始皇帝にはじまり、歴代の皇帝が。

又、日本では、聖徳太子や歴代の天皇(上皇、上皇后両陛下のお墓も、既に建設が始まっております)、多くの芸能人や著名人等も、生前墓を建立しています。生前に、自分達の死後の仏事を予め修め、冥福を祈ることは、仏教的には「逆修」(ぎゃくしゅう)と呼ばれ、特に徳が高い善行とされ、死後に行うよりも、遥かに徳が高いとされており、長寿、子孫繁栄、家庭円満、家業繁栄等をもたらすとされております。

又、墓地、墓石、仏壇、仏具、家系図等は、「祭祀財産」とされ、相続税が課税されない「相続税の非課税財産」となっており、相続税がかかりませんし、生前にお墓(墓地、墓石等)を購入しておけば、課税対象となる現金が減る為、相続税の節税対策にもなります。

こちらの生前墓は、外柵、墓石共に、余計な加飾は敢えて施さず、一見かなりシンプルではありますが、其の実、施主様のこだわりが詰まったお墓です。

外柵は、「とにかくシンプルに」とのご希望だった為、加飾を省き、高さを抑え、シンプルなデザインに仕上げましたが、その様な中でも、化粧砂利の敷厚や、囲障の高さ等にも、お客様のこだわりが詰まっております。

墓石本体(竿石、棹石、仏石、軸石、トボ石)は、やはりシンプルな作りではありますが、墓石のデザイン、サイズ、設置場所、彫刻字体、墓碑銘(彫刻する言葉)、香炉のデザイン等、何度も打ち合わせを重ね、お客様のイメージに近づけて行き、最終的には、お客様のイメージ通りのお墓が出来上がり、大変喜んで頂きました。お客様のこだわりや思いを、お墓という一つの形として具現化し、永くその地に遺すお手伝いができて光栄です。

墓石本体には、インド・タミルナドゥ(タミル・ナードゥ)州産の高級黒御影石【クンナムE】を使用。インドのデカン高原にある、クンナム村を通る、2本の岩脈から採掘される、良質な黒御影石が「クンナム」と呼ばれており、現在ではいくつかの種類(クンナムE,クンナムK,クンナムS等)が流通しておりますが、中には「クンナム8」(カルナタカ州チャマラジャナガル産)のように、産地、石質、石目が明らかに異なる石種や、建立してから数年後に、キズが出たり、変退色してしまう、粗悪な石種も流通している為、注意が必要です。

輸入石材の中でも、比較的高品質(高耐久、高耐候、高硬度、高光沢、低吸水 等)な石種が多い、インド産御影石を使用して、墓石を建立されるお客様も増えてきております。

【クンナムE】は、他のインド産高級御影石と同様に、吸水率が低いことに加え、墓石に使用される御影石の中で「最も硬度が高い石」(最も硬い石)と言われており、硬度が高い為、研磨時の艶のりが良く、抜群の高耐久性、高耐候性を誇っており、建立から数十年経過しても、ほとんど経年劣化(変退色、サビ、キズ、カケ等)が見られないと言われており、絶大な人気と信頼を誇り、「永遠の黒」とも称えられております。

近くで見ると、真っ黒(黒一色)ではなく、黒(黒雲母)のベースに、グレー系(カリ長石)の鉱物が混じった、独特な石目をしておりますが、硬度が極めて高いこともあり、艶持ちが大変良く、美しい光沢を長きに亘って保つことができます。

墓石材の接着は、耐震(免震)ゴム等に加えて、石材専用の「2液反応硬化型エポキシ樹脂系セラミック耐震ボンド」や「弾性変成シリコン樹脂系耐震ボンド」等の、強力な耐震接着剤を使用し、耐震性、耐久性を高めております。

世界に一つだけの、オリジナル墓石をはじめ、「お墓づくり」は勿論、「お墓じまい」「お墓のお引越し」「お墓のリフォーム」「追加御戒名彫り」等や、その他お墓や終活に関する事は、御相談、現地調査、図面作成、お見積りは「無料」で承っておりますので、お気軽にご用命下さい、

・施工場所/日光・杉並木墓苑 一般墓域「Cタイプ墓地」

・墓地寸法/間口1.50×奥行2.00m=3.00㎡

・施工種類/新規建墓(生前墓、寿陵、逆修墓)

・使用石種/(墓石本体)インド・タミルナドゥ(タミル・ナードゥ)州産【クンナムE】、(外柵等)中国・福建省産【G623】